ハンドリオン 「森のサーカス夜奏会」 

森のサーカス夜奏会 正方形

ヨーロッパ伝統音楽の香り漂うハンドリオンの2ndCD。アイルランドからスコットランド、ムーミンの祖国フィンランドからヨーロッパを放浪したロマ、そしてシシリー島に沈む太陽へ。ケルティックハープ、フィドル、アコーディオン、チェロ、ハーディーガーディ、バグパイプが紡ぎだす色鮮やかな音の万華鏡世界。

ハンドリオン 『森のサーカス夜奏会』  OBCDB 6003

CD、ダウンロード共新しく開設したオフィシャルネットショッブ ケルティックハープマーケット にて取り扱っています。(ダウンロードは1曲単位から可能です)
Amazon 他 ネットショップでもCD、ダウンロードで販売中。

各主要サブスクサイトにてストリーミング配信もしています。

 

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● 全曲メドレー&レコーディング風景

●    シシリアンワルツ

● サーカスワルツ (サーカスケーリーの中間ワルツパートにあたる部分です) 

01 サーカス ホーンパイプ
02 ジョングルール ダンス
03 カレドニアの雨
04 モスクワ広場のパイプ吹き
05 シシリアン ワルツ
06 ブルーベリー ポルスカ
07 リトル アニータ
08 ロマの月
09 風を彼方へ
10 サーカス ケーリー
11 愉快なヨーロッパ旅行

 4P CD DIGIPACK 1 DISC

【収録曲解説】

01 サーカス ホーンパイプ   Circus Hornpipe
藤野由佳 (accordion) 大久保真奈 (fiddle)
~雑踏の中に夜奏会の開始を告げる音楽~

02 ジョングルール ダンス  Jongleur Dance
坂上真清 (celtic harp, bouzouki) 藤野由佳 (accordion) 大久保真奈 (fiddle)
鈴木勉 (upright bass)  吉田文夫 (hurdy gurdy )
~中世ヨーロッパの大道楽師”ジョングルール”の宴~

03 カレドニアの雨  Rain Of Caledonia
坂上真清 (celtic harp) 藤野由佳 (accordion)
大久保真奈 (fiddle) Kana (cello)
~夏の雨に霞む遥かスコットランドの山々~

04 モスクワ広場のパイプ吹き  Piper Of Moscow Square
坂上真清 (celtic harp) 藤野由佳 (accordion) 大久保真奈 (fiddle)
鈴木勉 (upright bass) 原口トヨアキ (northumbrian pipes)
~モスクワに赴任したあるスコットランド人の休日~

05 シシリアン ワルツ  Sicilian Waltz
坂上真清 (celtic harp) 藤野由佳 (accordion)
大久保真奈 (fiddle) Kana (cello)
~地中海のシチリア島に沈む夕陽~

06 ブルーベリー ポルスカ  Blueberry Polska
坂上真清 (celtic harp) 藤野由佳 (accordion) 大久保真奈 (fiddle)
~北欧のムーミントロールに登場するミムラの瞳はブルーベリー~

07 リトル アニータ  Little Anita
坂上真清 (celtic harp) 藤野由佳 (accordion)
大久保真奈 (fiddle) Kana (cello)
~アイルランドで出会った少女の想い出~

08 ロマの月  Roma’s Moon
坂上真清 (celtic harp, bouzouki) 藤野由佳 (accordion) 大久保真奈 (fiddle)
Kana (cello) 吉田文夫 (hurdy gurdy )
~ロマ達の旅路を照らす月~

09 風を彼方へ  Wind Flowing Far Away
坂上真清 (celtic harp) 藤野由佳 (accordion) 大久保真奈 (fiddle)
Kana (cello) 鈴木勉 (upright bass)
~夢見る様に風は遠くまで流れ続ける~

10 サーカス ケーリー  Circus Ceili
坂上真清 (celtic harp) 藤野由佳 (accordion)
大久保真奈 (fiddle) 鈴木勉 (upright bass) & 森の観客達
~サーカス楽団が奏でるダンスパーティー~

11 愉快なヨーロッパ旅行  Pleasant Trip To Europe
坂上真清 (celtic harp) 藤野由佳 (accordion)
大久保真奈 (fiddle) 鈴木勉 (upright bass)
~ヨーロッパを巡る音楽の旅~

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関口義人さん推薦文

森のサーカス一座の音楽会に招かれた人たちはここで長い時間を飛び越えて ひと時の饗宴に加わる。アイルランドからスコットランドへ、ムーミンの祖国 フィンランドからヨーロッパを放浪したロマたちの下へ、そしてシシリー島に 沈む太陽までを体験させてくれる。ゆったり流れる時間を感じながら、気が向 けば踊りに加わることも自由だ。遠い時を想いながら、それぞれの楽器の奏で る音色を感じて欲しい。

関口義人 『音楽評論・ジプシー/ロマ研究』

4-5

【CD解説】

ハンドリオンはアイルランドの伝統的なスタイルである金属弦ケルティックハープ、フィドル、アコーディオンによるエスニックな中にもどこかノスタルジックな香りを感じさせるケルティックハープトリオ。ケルト、ヨーロッパ各地のトラディショナル音楽に影響を受けつつもそのオリジナルな音楽性は根強い人気を持つ。
4年ぶりとなるこの2ndCDのコンセプトは一言で言うと古き良き時代のサーカスで、不思議な森のサーカス楽団による一夜の音楽会というもの。CDではそのコンサートに沿って曲が進んでいくというスタイルをとっていて、これはビートルズのサージェントペパーズロンリーハーツクラブバンドへのオマージュ的な意味合いも含んでいる。(効果音など所々にそれ風の仕掛けがしてあるのも聴きどころ)

80年代にルネッサンスタイプのバンドとして話題になった元ヴァーミリオンサンズの坂上真清を中心にフィドル奏者 大久保真奈は東京で活躍中の若手アイリッシュバンド「ジョンジョンフェスティバル」のフロントメンバー、アコーディオンの藤野由佳はザバダックのサポートメンバーで「シャルキィロマ」「オオフジツボ」など多くのユニットで活躍中。またゲスト奏者として関西のアイリッシュ音楽シーンで長く活躍する日本におけるケルト音楽の草分けであるシ・フォークの元メンバー吉田文夫、原口トヨアキなども参加している。

 

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2面

 

3面

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ハンドリオン 「ムジカ・ハンドリオン」

ムジカハンドリオン 1000×1000

ケルトをはじめとするヨーロッパ各地の伝統音楽の香りを含みつつも日本的叙情性をも感じさせるアコースティック・アンサンブルユニットのファーストアルバム。
アイルランドの伝統的スタイルである金属弦ケルティックハープ、フィドル(ヴァイオリン)、アコーディオンによる音の綴れ織りがいにしえの風を運ぶ。

*CDプレスは終了しました。

2023年10月より臨場感豊かな音に蘇った「ムジカハンドリオン 2023 Mix」が各主要サイトにてストリーミング配信中です。またオフィシャルネットショプ ケルティックハープマーケット では1曲単位からダウンロード配信も行っています。

「ムジカハンドリオン 2023 Mix」トレーラー  クロスフェードメドレー

Office Bunting   OBCD6001    

坂上 真清 : 金属弦ケルティックハープ
藤野 由佳 : アコーディオン
大久保 真奈 : フィドル

 インレイ 裏

01 ギルの湖
02 教会残照
03 ワルツ・フォー・スナフ
04 空の揺りかご
05 ムサラの寺院にて
06 絵空事
07 エルサビオ
08 旅想人
09 セカンドキャンドル
10 燦々

インレイ 表 左右カット

【収録曲解説】

01. ギルの湖
タイトルはアイルランド北西部スライゴーにあるギル湖の事。
大変美しい地域で詩人イェイツが愛した場所でもある。

02. 教会残照
アイルランドを旅すると朽ち果てた教会跡に出会う。
その中にたたずむと過去からのいにしえの風が体の中を吹き抜けていく錯覚を覚える。

03. ワルツフォースナフ~
スナフキンがギターで弾いていた曲が大好きだった。
少し北欧でジプシーな雰囲気がまさに彼にピッタリ。

04. 空の揺りかご
以前やってたバンド時代にギターで作った曲。
永遠にどこまでも続く青い空に1人吸い込まれていく。

05. ムサラの寺院にて
ムサラとはブルガリアにあるバルカン半島最高峰の山の名前。
ある意味反西洋的な雰囲気を持つマジカルな曲。

06. 絵空事
夢を語る時よく人はそれを絵空事だと言う。
でもそれは語った本人がいちばん知っている事なのだ。

07. エルサビオ
13世紀スペインの王アルフォンソ10世は聖母マリア讃歌の編纂などを行ない
後に「賢王」(エルサビオ)と讃えられた。
そしてこの典雅な感じの曲が出来た時彼の名が頭に浮かんだ。

08. 旅想人
誰でも旅をした中で心の奥に残っている風景があるはず。
少しでもその琴線に触れられればと思う。

09. セカンドキャンドル
クリスマスの時期に行ったコンサート用に作った曲。
タイトルは好きなクリスマスキャロル「ファーストノエル」へのオマージュ。

10. 燦々
東欧的な奇数リズムを随所に施した曲。
タイトル通り光が降りそそいでくる様な仕上がりとなった。

中

【 CDライナーノーツ】

ハンドリオンはアイリッシュ音楽とは別に自分の曲を演奏するユニットとして2008年にスタートした。
そもそもの基本コンセプトはアイルランドをはじめとするヨーロッパ各地の伝統音楽の香りを残しつつも日本的叙情性をも醸し出す他には無いオリジナルな音楽を作りたいというものであった。

またあくまでもシンプルな音に拘りたいという所もあり,このCDではハープ、フィドル、アコーディオン以外の楽器は一切使用していない。
3つの音のみによるアンサンブルがよりその独自性を表していると思うからである。
ハンドリオンの音楽は歌が無い分、聴いた人それぞれが心の中に自由な景色を描きやすいのかも知れない。
どこか夢見心地で不思議なハンドリオンの世界、是非皆さんにも楽しんでいただけたらとても嬉しい。

 ケルティックハープ奏者  坂上真清